AManTO
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2015年11月6日 第3回ネパール支援報告会@東京日本財団
2015年11月3日 第3回ネパール支援報告会@広島尾道市向島竹本家
2015年10月5日 〜17日第3回ネパール訪問 <ソーラーライト焼却炉、浄水器>
2015年9月日 〜Nepal新憲法制定、インドによる禁輸措置
2015年8月6日 第2回ネパール支援報告会@東京日本財団
2015年8月5日 第2回ネパール報告会長野安曇野シャンティクティ
2015年7月17日 第2回ネパール報告会大阪朱雀ホール
2015年5月末~12月末 映画With チャリティー上映
2015年 5月22日 新大阪整体道場報告会
2015年4月27日 第1回緊急支援先決定!
2015年4月25日
ネパールにマグニチュード7.8の大地震発生
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1)「避難疎開」の受入
家を失った、土地ごと流されてすべてを無くした。しかし西日本に身寄りがいるわけでもない人。
避難所でもいいが、そこへの物資の運搬には往復のガソリンが必要であり国レベルにみると効率は悪い。移動可能な人から西へ移動してもらえれば国の燃料は半分ですみます。
こういう人を応援する個人を募集します。
(天人の実践例)
1年間家賃無料の居住スペースを定休します。
天人ゲストハウスや、グループ各店舗の2階などを解放します。
経営母体が飲食店が中心にしてあるので、一日一食の食事の支給を確保します。
2)「危機疎開」の受入
生活の基盤は現地に残しつつも、復興の見込みがつくまで安全圏に避難する目的で移動をして来た人。いわば危機管理として早めに移動する疎開、一般的な疎開の意味でもある。
(天人の実践例)
ゲストハウスの宿泊料金を半額の一日1000円に、長期滞在を前提にさらに割引。または一日3〜4時間のカフェでのお手伝いで宿泊費は無料に。
現地で踏ん張って支えるのも尊い仕事。天人ではお父さんは仕事で残り、影響の出やすい子供とお母さんが疎開してくる問い合わせが多い。
こういった疎開者の受入をお願いします。天人グループの場合、スタッフが共同で学童保育する事が可能で、そういうコミュニティ作りが母子の受入を容易にします。
具体的な方法論については天人まで相談してください。
3)「積極疎開」の受入
生活の基盤を西日本に移して積極的に郷土をささえようという人の疎開。
これを受け入れる人を希望します。色々相談にのります。
(天人の実践例)
危機疎開の条件にプラスして大阪での起業を支援します。
カフェでの研修を行い、その人の適正と希望を判断しつつ天人方式で起業を目指します。
グループ内で起業する事で、粗大ゴミやリサイクルで場をつくり、場所はコミュニティ皆で手伝い作ります。
イニシャルコストが押さえられ、標準化されて仕事のフローを取り入れる事でメンバーがボランティア(地域通貨)で仕事を手伝い、人件費を発生させないように持っていきます。ただし支援を受けている本人も他の店舗(地域密着ですべて徒歩圏内)に手伝いにいけないといけない…いわゆるバーターというやつでランニングコストを最小限におさえます。
自己実現ではなくお互い様が目的の起業なので、やれる事とやってほしい地域のニーズの中間を実践してもらいます。
それをプロデュースするのが僕の役目。現在、同方式にすでに10店舗以上が独立開業しています。
この方式で天人本店は2011年7月26日で10年目になります。その間一切の助成金、補助金を取らず1杯200円のコーヒーを打って場所を支えています。それだけでなく、同地域には天人グループ店以外に100店舗以上の飲食店や物販の店が増え、商店街など商業的素地が全くない地域を町ごとかえ、生活と商いが両立するモデルタウンとして海外でエコビレッジとして紹介されるに至っています。カフェから町づくりまでが始まったというわけです。
さらにもう一つの問題は、今回がインドネシアやチリの大地震と違うのは日本には原発があったという事です。ロシアのように広い国土では、チェルノブイリのように周りの500の市町村をなくして永久立ち入り禁止とする事も可能だったのですが…
日本も例外ではなくこの対応は避けられないでしょうが、同じ規模は不可能です。
最悪の場合、日本が国土としてつかえる場所が大きく限定される可能性も残されている現在、放射能がある場所では復興はできず、単純に言えば東日本の分まで西日本経済の全体の分を稼ぎださないと国家経済全体が崩壊していく事になるという事です。
関東大震災の時、仮設住宅も何もない時代、東京の人々は大阪に移住、みんな関西の人の部屋をシェアしたり、2階を他人の家族に居候をさせたりして、命を繋いだという話を町の古老から聞きました。当時、大阪の人口は現在の240万人を上回る360万人にふくれあがったそうです。
苦難のときは歴史に学べ、人はすべてを失った時、土地の神話や伝説に生きるよりどころを求めてきました。それは文字の無い時代から、生きる術(すべ)を子孫に残すべく僕らのご先祖が語り継いでくれている人生の教科書だからです。僕らが受けつくべきこれらの生き方は1万年後の子孫のために神話として残していくべき内容で実践すべき内容です。
今回は関東大震災の時より、話は長期化します。放射能があるから…。
僕らは当初から「天人的な疎開のすすめ」というモノを提案してきました。
被災地復興は仮説住宅や、緊急食料の緊急支援、エネルギーの自給、ライフラインの復旧などの2次時支援、都市の再デザインから起業に至る自給自活という3次的支援と段階的に行われるものです。
しかし、今回、日本の場合、人類史上初の、「放射能の中で行われる先進国中心部を含む復興」
…という世界のお手本となるガイドラインを作るべき事例だという事をどれほどの人が気付いているでしょうか?
ヨードの半減期は8日ほど、しかしセシュームは30年、プルトニュームに至っては80年から2万4千年…これだけの単位で復興をデザインするなど人類の歴史に今までなかった事…
つまり、全く新しいガイドラインが必要になってくると思われるからです。
それは、「1次支援の段階から3次支援を始める必要性がある」…という事。
それは復興が長期化しつづけるのでそれを支える県、国が疲弊してしまうという事です。
そして周辺国との新しい経済的連携も必要になってくるでしょう。
ネットの時代になって世界の裏側とも距離がなくなったといっても、リアルの世界では物理的距離の近さは圧倒的な力になります。
この考え方を町レベルで行っているのが僕ら天人グループというアーティストコミュニティーです。
400m圏内に10数店舗を構え、普通店舗展開するノウハウとは真逆を行って成果を上げています。
今回はまずその中で疎開についての僕の考えと実践をご紹介しましょう!
全国の皆さん、参考にしてください。
「天人的な疎開の薦め」が必要な訳
1)復興前提の崩壊
放射能の半減期をまって、そこに人が再び住むというより、そこを移動して生活を立て直し、経済活動をしないといけないという事実。
2)復興時間の崩壊
広域地震と放射能の広域被害は被災地にモノを送り続ける従来型の支援ではロスが多すぎるという問題(疎開ならエネルギーは半分で済み一世帯一回限りですむ)
3)復興経済の崩壊
放射能による風評被害の押さえ込みと実害をさけるには、今の政府の「安全だ」の連呼は逆効果。
情報を公開し、海外の専門家と共同見解を提示するべき!経済がなりたたなくなると復興もままならない。
数ヶ月後必要なのはお金と考えられる。厳しいようだが動ける人はドンドン経済活動を再開すべき、自粛ムードなんてとんでもない間違い!国内で各自が全部吐き出してでも経済をまわし、近隣諸国との連携も考え長期的視野に立つべき…
天人は僕が無一文から、忘れられていた場所に価値を見いだし、廃材と地域周辺のゴミをもらって作った場所、そして自分のやりたい事と出来る事との地域のニーズの中間を実行する事で(願望達成でなく必然達成)無から有を生み出し、僕自身がサバイブした方法論です。
天人は相互協力、相互扶助をコミニティで構築し、地域貢献、社会貢献と自営の生業を限りなく境目をなくしたトワイライトゾーンで生きる事をノウハウ化した世界です。
そして経済発展で自分の人生を評価する時代は終わり、自分の生き方自体を美しくする事を幸福の中心に置く、誇りある生き方を尊ぶ「あまんとびと」というライフスタイルを提案してきました。
世界中で起こっているPray for JAPANのムーブメントは、誇りを持って生きる…人のために生きる事に価値観をもった人が大勢いるという事の証だと思います。僕はその次世代の標準人を進化した人類という意味を込めて「天人」と名付けています。
そのお題目が絵に描いた餅では意味がないので実践したのが Salon de AManTO天人です。
もともと紛争地域、難民キャンプなどで取り入れられる有効な手段として考えた「天人方式」、政治や経済人という上からの復興でもありません。庶民がグローバルスタンダードを目指す単一価値観の幸福論でもないんです。
ノーマライゼーションからオリジナライゼーションへの脱却(2000年、響の祭りyura no maturi」で提唱)という思考のパラダイムシフトなんです。これらの市民の動きが国レベルの動きと連動して初めて大きな復興をなしとげられると考えます。
「天人方式の復興の大きなツボ」とは
●視点の転換「避難のための疎開」ではなく「復興のための疎開」という価値観の転換が必要。
●方法論の改革「1次支援の段階から3次支援を始める」という平行復興策
●具体的には「天人的疎開のすすめ」
ぼくは、「積極疎開」と名付けて、受入をする際、疎開の種類を作ってガイドラインを作成しています。
僕ら天人グループが行っている受入も現実的には10名程度が限界。
東日本の人を西に移住させられるぐらいの勢いで、個人が自分の場所や持ち家を解放して東を支える人が必要です。
どうか以下のガイドラインを参考に、天の人による天の人のための疎開「天人(あまんと)疎開」に参加しませんか?
具体的な規範、ルールなどについては、相談、コンサルを行っています(もちろん無料で!)
是非、お問い合わせください!
jun(at)amanto.jp
「天人(あまんと)疎開」受入のガイドライン
天人的な疎開は生活支援から起業支援までを含みます。そこにあるのは衣食住の確保が基本になります。従って以下の職種の人が適していると考えられ、こういう方に積極的に受入をお願いしたいです。
災い転じて福となす!これからが正念場です!
皆さん一緒に立ち上がりましょう!!
Salon de AManTo
代表 JUN